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J-GLOBAL ID:201502250834024271   整理番号:15A0693355

パーキンソン病に関連するPINK1 G309D変異はtauの異常なリン酸化を増加させる

Parkinson’s disease-associated PINK1 G309D mutation increases abnormal phosphorylation of Tau
著者 (4件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 286-290  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: C0136B  ISSN: 1521-6543  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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PINK1遺伝子の変異は,常染色体劣性パーキンソン病(ARP)の2番目に多い原因と考えられている。これまで,異なるARP患者で異なるホモ接合PINK1変異が同定されている。tauの異常な高度リン酸化はその生物活性の消失につながる。過剰リン酸化tauはアルツハイマー病やパーキンソン病(PD)と関連するという,いくつかの証拠が示されている。しかし,tauリン酸化におけるPDで見られるPINK1変異の影響は不明である。この研究で我々は,tauリン酸化におけるG309D PINK1変異の影響について研究した。G309D PINK1の変異tauを導入した細胞では,tau蛋白質のPHF-1(ser396/404)部位でのリン酸化が有意に増加していた。tauリン酸化の重要な活性化因子であるCDK5のレベルは,G309D PINK1導入細胞で変化していなかった。このことは,CDK5はtauリン酸化の亢進に関与しないことを示唆する。注目すべきことに,変異型G309D PINK1はser9でのGSK3βのリン酸化を有意に低下させた。これは,GSK3β活性の変化が,変異型G309D PINK1によるtauリン酸化に必須の役割を持つことを示唆する。PPA2活性は変異型G309D PINK1導入細胞で維持されており,tauの過剰リン酸化はPPA2活性の低下によるものではないことを示唆した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  神経系の疾患  ,  遺伝的変異  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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