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J-GLOBAL ID：201502250962514842   整理番号：15A0596772

ルテニウム(II)-イリジウム(II)錯体の定比軟塩からの電気化学発光強度増大効果

Enhanced Electrochemiluminescence from a Stoichiometric Ruthenium(II)-Iridium(III) Complex Soft Salt

著者 (4件)： SWANICK Kalen N. (Dep. of Chemistry, The Univ. of Western Ontario, 1151 Richmond Street, London, Ontario, N6A 5B7 (Canada)) ,  SANDRONI Martina ,  DING Zhifeng ,  ZYSMAN-COLMAN Eli
資料名： Chemistry - European Journal  (Chemistry - European Journal)
巻： 21  号： 20  ページ： 7435-7440  発行年： 2015年05月11日 
JST資料番号： W0744A  ISSN： 0947-6539  CODEN： CEUJED  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相補的且つ電荷を持つRuおよびIrの2:1組成を持ち,2つの異なる発光色を示す,二元金属軟塩,[Ru(dtbubpy)₃][Ir(ppy)₂(CN)₂]₂([Ir][Ru][Ir])の電気化学発光(ECL)および電気化学を報告する。[Ir][Ru][Ir]における[Ru]²⁺および[Ir]^-部位はECLを起こすために必要なエネルギーを大幅に減少させる。消滅過程におけるECL強度が[Ru(bpy)₃]²⁺の18倍であるが,トリ-n-プロピルアミンとの共反応過程おけるECLはさらに4倍に増大した。スプーリング分光法によりECLの機構に関する知見を与える。すなわち,634nmにおける独特な発光は[Ru]^2+*励起状態によるものであり,[Ir]^-*はどの経路においても生成しない。以上より,この軟塩系は魅力的で効率的且つ低エネルギーコストのECLの開発に適していると考えらえる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ルテニウム錯体 ,  *化学ルミネセンス ,  *イリジウム錯体 ,  *励起状態 ,  電気化学反応 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  シアノ錯体 ,  可視発光スペクトル ,  放射強度 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： *電気化学発光 ,  発光強度

分類 (4件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R) ,  発光素子  (NC03082G) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (4件)： 2,2′-ビピリジン ,  2-フェニルピリジン ,  トリプロピルアミン ,  4,4′-ジ-tert-ブチル-2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (5件)： ルテニウム ,  イリジウム ,  錯体 ,  電気化学発光 ,  強度増大