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J-GLOBAL ID：201502251004451238   整理番号：15A0228262

垂直マイクロチャネル内のTiO₂-H₂Oナノ流体の混合対流に及ぼすナノ粒子移動および非対称加熱の効果

Effects of nanoparticle migration and asymmetric heating on mixed convection of TiO₂-H₂O nanofluid inside a vertical microchannel

著者 (2件)： HEDAYATI F. (Young Researchers and Elite Club, Neyshabur Branch, Islamic Azad Univ., Neyshabur, IRN) ,  DOMAIRRY G. (Mechanical Engineering Dep., Babol Univ. of Technol., Babol, IRN)
資料名： Powder Technology  (Powder Technology)
巻： 272  ページ： 250-259  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： B0730A  ISSN： 0032-5910  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 垂直マイクロチャネル内のチタニア/水ナノ流体の混合対流に及ぼす,ナノ粒子移動の効果を,Runge-Kutta-Fehlberg法によって,数値的に調べた。Brown運動および熱泳動のみがナノ粒子移動の原因となる機構であるという仮定のもとに,改良二成分不均一モデルを,ナノ流体のために採用した。マイクロチャネルの小さい寸法構造のために,線形滑り条件を境界で考慮し,このことが界面近くの非平衡域を適切に代表した。種々の温度勾配を課すために,右対左の壁の熱流束比(ε)を三つの異なる状況において調べた,即ち,断熱右壁(ε=0),壁での不等熱流束(ε<1)および等しい熱流束(ε=1)。非対称熱境界条件は,ナノ粒子移動の方向に影響し,速度および温度分布の対称性を変形させることが明らかになった。リッチなナノ粒子濃度域では,粘度および局所熱伝導率が増加し,このことが強い熱伝導および弱い対流速度に導いた。また,壁上の熱流束の全量を不等に分割することが,垂直マイクロチャネルにおける熱伝達速度を向上させる,最も効果的な方法であることが分った。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： Runge-Kutta法 ,  流体 ,  *混合対流 ,  マイクロチャネル ,  加熱 ,  非対称性 ,  *ナノ粒子 ,  マイグレーション【化学物質】 ,  酸化チタン ,  水 ,  Brown運動 ,  熱泳動 ,  熱流束 ,  熱伝導率 ,  粘度 ,  *熱伝達 ,  滑り速度
準シソーラス用語： *ナノ流体 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 装置内の伝熱  (XD01030U) ,  粉体工学  (XD03010M)

タイトルに関連する用語 (8件)： 垂直 ,  マイクロチャネル ,  TiO2 ,  H2O ,  ナノ流体 ,  混合対流 ,  ナノ粒子 ,  非対称