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J-GLOBAL ID:201502251009613180   整理番号:15A0547638

質量分析における超荷電タンパク質:エレクトロスプレー生成液滴のpHプロファイリング,荷電状態分布の狭窄化,およびイオンフラグメンテーションの増大

Extremely supercharged proteins in mass spectrometry: profiling the pH of electrospray generated droplets, narrowing charge state distributions, and increasing ion fragmentation
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巻: 140  号:ページ: 1894-1905  発行年: 2015年03月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ESI-MSのタンパク質イオンの電荷状態分布(CSD)において,分析物の電荷を増やす12種の酸,4種の溶媒,及び8種の低揮発性添加剤(スーパーチャージャー)の効果を調べた。(i)シトクロムcおよびミオグロビンイオンのより高い荷電状態をこれらの条件下で生成するために,従来の添加剤(例えばプロピレンカーボネート,スルホラン,又はm-ニトロベンジルアルコール)よりも,比較的低濃度[5%(v/v)]の1,2-ブチレンカーボネート(及び4-ビニル-1,3-ジオキソラン-2-オン)をESI溶液に添加できること及び(ii)スーパーチャージャーの有効性が増せば,CSDsの幅は狭くなり,たんぱく質イオンがより少ない検出チャンネルに濃縮されることを発見した。強酸(pK<sub>a</sub><0)を用いると,本質的にタンパク質のスーパーチャージングはなくなり,より高い酸分子の内転,および多くのスーパーチャージャーとタンパク質のCSDsをより広くするのに対し,弱酸(pK<sub>a</sub>>0)は,電荷を中和し,CSDを広げる酸の共役塩基陰イオンの結合によって,ESIにおけるタンパク質イオンのスーパーチャージング大幅に制限できることを示す。酸同一性(HA)関数としてのタンパク質チャージングの大きさは,気相プロトン移動データ(すなわち,HAおよびA<sup>-</sup>の気相塩基性とプロトン親和性値),溶液相タンパク質二次構造(円偏光二色性分光法で決定される),および/または酸分子の揮発性データと,強く相関しない。タンパク質変性溶液では,これらのデータは,イオン形成の時点付近の液滴を生成するESIの「有効」pHの推測に使用され,約~0であり,ESI前の溶液pHよりもpH単位が約1~3低い。[ユビキチン,17H]<sup>17+</sup>の電子キャプチャ分離(ECD)は結果として,223の開裂の識別,75の相互残留物サイトの74,およびECDフラグメンテーション効率92%を生じた。これは,ユビキチン単独の電荷状態のECDで得られたこれらの値の最高に相当する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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質量分析  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  電子と分子の衝突・散乱 
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