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J-GLOBAL ID:201502251034373134   整理番号:15A0584089

抗うつ薬であるクロミプラミンの生体内分布はマウスの慢性ストレスにより調節される:行動への影響

The bio-distribution of the antidepressant clomipramine is modulated by chronic stress in mice: effects on behavior
著者 (5件):
資料名:
巻: 2015  号: Jan  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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大うつ病(MD)は最も普遍的な精神疾患の一つであり,世界中の何百万人もの人々クオリティーオブライフへ深刻な影響を与えている。抗うつ薬のいくつかのクラスの利用可能性にもかかわらず治療効果は非常にばらついたままであり,また多くの患者が治療に反応しない。古典的で広く使用されている抗うつ薬であるクロミプラミン(CMI)が有効性の広範な個体間変動性を示す一方で,このような変動制に関与する環境要因は不明なままである。著者らは,慢性的なストレスがCMIの生体内分布を調節するのかどうか,およびその結果として慢性社会的敗北ストレス(CSDS)マウスモデルにおけるCMI処置への行動応答を調べた。著者らの結果は,ストレス曝露が不安様および抑うつ様行動を増加させること,およびストレス応答を変化させることを示す。さらに,慢性敗北ストレスはCMIの生体内分布を有意に変化させた。興味深いことに,CMIの生体内分布は,基本条件下でのみ不安様行動およびうつ様行動と強く相関した。まとめると,著者らは,慢性ストレス曝露がCMIの生体内分布と行動応答を調節することを実証する初めてのエビデンスを提供する。これはCMIの広範な個体間変動に関与する可能性があり,また臨床診療と特に関係する。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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個生態学  ,  動物に対する影響  ,  向精神薬の基礎研究  ,  生物薬剤学(基礎) 
物質索引 (1件):
物質索引
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