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J-GLOBAL ID:201502251061508807   整理番号:15A0248144

グリセロール変換におけるニッケル系触媒への銅の影響

Influence of copper on nickel-based catalysts in the conversion of glycerol
著者 (10件):
資料名:
巻: 166-167  ページ: 166-180  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: W0375A  ISSN: 0926-3373  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グリセロールの付加価値化合物への接触変換を,8/1,4/1,2/1,1/1,1/2,1/4,および1/8のNi/Cuの原子比をもつ二金属Ni-Cu系/γ-Al2O3触媒上で検討した。XPS分析により,触媒中の含有量が増加するにつれて,触媒の表面組成のCuが濃縮されることを明らかにした。H2化学吸着より,Cu含有量が増加するにつれ,露出したNi原子の総数が減少することを示した。その結果,CH4を生成する深度水素化分解は,Ni触媒にCuを添加することによって阻害され,ヒドロキシアセトンなどのグリセリンの脱水生成物への選択性が高くなった。吸着COのFTIRスペクトルから,Niの吸着特性に幾何学的および電子的影響の両方をCuがアサートすることを明らかにした。Cuの取り込みにより,金属ニッケル上に橋結合で吸着したCOの連続的消失によって,幾何学的な影響を可視化した。これは,グリセロールのCH4形成への深度水素化分解には,隣接する活性Ni原子のアンサンブルが必要であることを示唆した。Ni上のCuの電子効果は,Cu含有量が増加するにつれ吸着COのIRピークの赤方偏移によって示された。CuとNi種間の電子的相互作用もまた,XANESの結果によって実証した。HTREMから,金属粒子は,1.5~5nmの粒径を有する担体上に,非常によく分散していることを明らかにした。Ni-Cuサンプルは,総金属間の合金ではなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の触媒  ,  脂肪族アルコール  ,  分解反応 
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