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J-GLOBAL ID:201502251097898512   整理番号:15A0312744

低温での個々のポリピロールナノワイヤの電気伝導機構

Electrical conduction mechanism of an individual polypyrrole nanowire at low temperatures
著者 (10件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 045703,1-6  発行年: 2015年01月30日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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p-トルエンスルホンアミド(PTSA)をドープした導電性ポリピロール(PPY)ナノワイヤを鋳型フリー自己集合法によって合成した。個々の伝導性PPY/PTSAナノワイヤの電気輸送特性を測定し研究した。電流-電圧(I-V)曲線の対数-対数プロットは,300から100Kにおいてバイアスの増加と共に2つの明確なべき乗則領域を示す。I-V曲線は,低電圧ではOhm特性を示すが,一方,高バイアスでは,伝導機構は空間電荷制限電流(SCLC)則に従う。高分子ナノワイヤの得られたキャリア移動度は,160Kで0.964cm2V-1s-1である。しかし,80K未満の温度では,特に,低電圧ではほとんど電流が流れず,高バイアスでは電流は式I∝(V/Vt-1)ζに従う。このことは,微分伝導率dI/dV曲線がいくらかのCoulomb振動を示し,低温でこの低次元システムにおけるナノサイズ効果の発生を示唆するので,Coulombブロッケード効果に起因する可能性がある。
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分類 (1件):
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有機化合物の電気伝導 
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