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J-GLOBAL ID：201502251145105945   整理番号：15A0714811

円筒形光微小キャビティーを使った,ビタミンD₃化合物の微小流体検出

Microfluidic Detection of Vitamin D₃ Compounds Using a Cylindrical Optical Microcavity

著者 (7件)： CHAN Judy (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  THIESSEN Torrey (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  LANE Stephen (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  WEST Peter (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  GARDNER Kirsty (Univ. Alberta, AB, CAN) ,  FRANCOIS Alexandre (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  MELDRUM Al (Univ. Alberta, AB, CAN)
資料名： IEEE Sensors Journal  (IEEE Sensors Journal)
巻： 15  号： 6  ページ： 3467-3474  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W1318A  ISSN： 1530-437X  CODEN： ISJEAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 蛍光微小キャビティー・センサーを使ったビタミンD₃(VD3)の検出を検討し,毛細管の流路表面を高屈折率の薄い蛍光シリコン量子ドット(QD)で被覆した「蛍光コア微小キャビティー(FCM)」で検出できることを示した。FCMは,液体コア光リング共振器(LCORR)や流体光学リング共振器(OFRR)に比べると耐久性があり危険な薬品を使わないという長所があるが,検出限界に対応する波長シフト分解能が低いという短所がある。純粋エタノールと食品等級大豆油の両方を溶媒として検出と定量化を行った結果,検出限界は約1mg/mLで,現行標準より高いことが分かった。つぎに,高分子電解質機能付与方式を使った,ビタミンD結合タンパク質(VDBP)の微小キャビティー表面への非特異的結合を実証した。この検出法は特異的ではないが,微小キャビティーによるVD3検出への一つの道を示すものである。

シソーラス用語： *マイクロフルイディクス ,  *ビタミンD ,  光共振器 ,  *微小共振器 ,  *蛍光センサ ,  病理 ,  ビタミンD欠乏症 ,  *屈折率 ,  *流体素子 ,  *毛細管 ,  *蛍光 ,  *量子ドット ,  振動モード
準シソーラス用語： 光流体素子 ,  ウィスパリングギャラリモード

分類 (4件)： その他の光デバイス  (BD06060O) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K) ,  ビタミンD  (EB07050H) ,  分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 微小 ,  キャビティー ,  ビタミンD3 ,  流体