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J-GLOBAL ID:201502251292173980   整理番号:15A0109357

揮発性有機化合物(VOC)への室内空気パッシブサンプラとしての植物葉

Plant leaves as indoor air passive samplers for volatile organic compounds (VOCs)
著者 (2件):
資料名:
巻: 122  ページ: 32-37  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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揮発性有機化合物(VOC)は内部および外部汚染源を通して室内環境に流入する。VOCの室内空気濃度は大きく変化するが,屋外より一般に高い。この数十年,植物が室内空気清浄器として喧伝されてきたが,その有効性に関する報告は異なる。しかし,空気浄化への適用性には疑わしいことがあるが,葉のワックス状クチクラ被覆はVOCへの室内空気サンプリングに対して単純で費用効果の高い方法を提供する。室内空気のVOCサンプラとして植物の使用の可能性を調べるために,静的ヘッドスペース法を用いて,6種のVOCと4種の植物に対して葉の濃度,空気濃度,葉の脂質含有量とオクタノール-空気分配係数(Koa)での相関を調べた。さらに,実際の住宅で数種の塩素化VOC放出源の導入後に葉の濃度と空気濃度との相関を調べた。溶媒抽出可能な葉の脂質含有量とVOCのKoa値が増加した場合に,実験室ヘッドスペースデータの線形回帰から計算した葉-空気濃縮係数(LACF)が増加することを示した。住宅で行なった研究で,葉の濃度は空気濃度の変化とパラレルで,空気と葉でのVOC交換が比較的速いことを示した。総合的に,実験室と住宅での研究からデータは植物の葉が費用効果の高いリアルタイム室内空気VOCサンプラとして使用できることを説明する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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大気質調査測定一般  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (6件):
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