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J-GLOBAL ID:201502251297143052   整理番号:15A0293460

乾燥条件下でNicotiana plumbaginifoliaの野生型では葉肉コンダクタンスが低下するが,ABA欠失変異体(aba1)では低下しない

Mesophyll conductance decreases in the wild type but not in an ABA-deficient mutant (aba1) of Nicotiana plumbaginifolia under drought conditions
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資料名:
巻: 38  号:ページ: 388-398  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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乾燥条件下ではCO2の供給量によって葉の光合成が制限される。乾燥がアブシシン酸(ABA)産生を誘発し,そのABAが気孔コンダクタンス(gs)を低下させる。乾燥ストレスはまた葉肉コンダクタンス(gm)低下の原因にもなることは前回の報文で紹介した。しかし,ABA含量とgmの間の関係については不明である。ここではNicotiana plumbaginifoliaのABA欠失変異体aba1と野生型(WT)により,葉のABA含量[(ABA)L]に対するgmの応答を検討した。また葉の水力学はgmと関連している可能性があるので,葉の水分ポテンシャル(ΨL)も測定した。乾燥条件下では野生型は(ABA)Lの増大に伴ってgmが低下したが,aba1の乾燥処理によって(ABA)Lもgmも共に変化しなかった。ABAを外因施用するとWTとaba1の両者共にgmが用量に依存して低下した。乾燥処理によりWTのΨLは-0.7MPaまで低下したが,aba1は十分散水しても約-0.8MPaのままであり,乾燥処理によっても変動は無かった。以上により,乾燥条件下ではgmの低下にとって(ABA)Lの増大が決定的に重要であると結論した。gmの低下と葉の水力学的変化の間の可能性のある関係についても検討した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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植物に対する影響  ,  光合成  ,  植物生理学一般  ,  遺伝的変異 
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