文献
J-GLOBAL ID:201502251681650298   整理番号:15A0170487

プラスチック射出成形金型海外生産の勘どころ 第3回 射出成形金型の磨き・測定・組立工程の海外での品質確保

著者 (1件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 106-109  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: X0147A  ISSN: 0912-5582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現在,日本の金型技術は,「細かい気配り」をもつ優秀な職人により,世界最高水準にある。世界の金型技術の特徴は,CAD/CAM/CAEを利用した高精密・高能率の加工法である。これが,海外では熟練工がいなくてもつくれるという誤解にもなっている。金型工作法の手仕上げ工程は,金型職人が行う工程である。海外では,実際に作業をする人がどの程度の技能をもつのか,実際に見て確認する必要がある。金型製作では,各所に手仕上げ工程があり,最も時間がかかる。これを少しでも減らすには,成形品と金型設計を単純な形状にするに限る。良い手仕上げをするには,機械工作で高い精度の工作をすることが前提である。基本工程は,やすり,たがねなどを使用し,必要形状に形成し,また,やすり,たがね,砥石などを使用し,機械加工跡を消す。磨き作業は,経験豊富で忍耐強い職人の育成がポイントである。海外では,現場の作業状況を子細に見て,能力を把握する必要がある。基本工程は,回転工具,超音波ラッパーなどの極荒磨き,灯油塗布による砥石磨き,灯油と塗布による耐水サンドペーパー磨き,ラップ棒,フェルトによるダイヤモンドペースト磨き,フェルトによるダイヤモンドペースト磨きである。回数はマニュアルには書かず,職人が納得するまで磨く。作業方法,作業のコツについても詳述した。金型と成形品寸法を測定し,記録することが,金型設計の重要なノウハウになる。3次元測定機は立体的金型やその成形品の評価に最適な測定機である。工作工場では,測定機器の整備が非常に重要であり,寸法測定機器の整備につき注意すべき事項と測定事例につき説明した。組立工程は,金型職人の能力が優れていれば速くできる。海外では,実際に現場作業を見て能力を判断する。能力が十分でない場合,予定より長い時間をかけて,品質を確保するようにする。押し切り調整,ノックピン合わせ,各種確認作業,成形してみての調整についての説明も記述した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
研削  ,  品質管理  ,  射出成形 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る