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J-GLOBAL ID:201502251813115451   整理番号:15A0290252

飼料用エンバク品種を利用したネコブセンチュウの増殖抑制

著者 (2件):
資料名:
号: 717  ページ: 5-8  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: Y0328A  ISSN: 0389-1348  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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飼料用エンバクの品種改良で,ネコブセンチュウに対し抑制効果を持つ品種が育成された。育成された夏播き用極早生「たちいぶき」は,ポットでの線虫検定試験でサツマイモネコブセンチュウ,キタネグサレセンチュウに対する抑制効果が認められた。「たちいぶき」をネコブセンチュウ汚染圃場に夏播き栽培したところ,増殖を抑制することが確認された。エンバクを年内に収穫し,翌春,サツマイモを栽培すると,後作のサツマイモの収量や品質に好影響が見られた。しかし,エンバクの播種時期が9月や春では線虫の増殖を抑制できなかった。このため,夏播き栽培が適していたが,これだけではネコブセンチュウ害の抑制は難しかった。また,9月播種では出穂に至らず,低収になることから,問題解決のため新品種「スナイパー」を育成した。「スナイパー」は「たちいぶき」より出穂が2週間早く,9月下旬播種でも出穂が安定し,9月下旬播種では収量が10%以上多収であった。耐倒伏性,耐病性は既存品種と同レベルで,ネコブセンチュウ増殖抑制効果は,「たちいぶき」と同等と考えられた。現在,南九州の圃場で導入効果を検証し,品種の普及により耕畜連携への貢献を目指している。
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分類 (2件):
分類
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飼料作物,草地  ,  栽培的防除 
引用文献 (8件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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