ヒトの血漿中のゾルピデムの液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析による臨床への応用のための定量

BYEON Ji-Yeong; LEE Hye-In; LEE Yun-Jeong; LEE Yun-Jeong; LEE Jung-Eun; KIM Se-Hyung; KIM Young-Hoon; NA Han-Sung; JANG Choon-Gon; LEE Seok-Yong

文献

J-GLOBAL ID：201502251853149430 整理番号：15A0419547

ヒトの血漿中のゾルピデムの液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析による臨床への応用のための定量

Determination of zolpidem in human plasma by liquid chromatography-tandem mass spectrometry for clinical application

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資料名：
巻： 986-987 ページ： 129-134 発行年： 2015年04月01日
JST資料番号： W0571A ISSN： 1570-0232 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

ゾルピデム(ZPD)は,不眠症の短期治療用に広く利用されている。筆者らは,ヒトの血漿中のZPDの定量のための単純で迅速な液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC-MS/MS)法を開発して検証した。ジブカインを内部標準(IS)として利用して,検体はメチルtert-ブチルエーテル(MTBE)によって抽出した。ZPDのクロマトグラフィーによる分離は,逆相Luna C₁₈カラム(50mm×2.0mmi.d.,μm)によって10mMのギ酸アンモニウム(pH:3.0/メタノール(15:85,v/v)からなる移動相を250μm/minの流速で利用して行った。全実行時間は,2.5分で,ZPDとISの保持時間は,それぞれ0.66と0.74minであった。ZPDとISの定量のためにモニターした質量電荷遷移は,それぞれ308.2→235.2と344.0→271.0であった。ヒトの血漿の100μLを利用する定量下限(LLOQ)は,0.05ng/mLで,検量線は0.05~200ng/mLの範囲で直線であった(r²>0.9964)。ZPDの平均正確度,及び日内と日間の精度は,許容限度内であった。本LC-MS/MSで,筆者らは,ヒトの血漿中のZPDの定量のために今までに報告された分析法と比べて改良された感度を血漿の少ない容量を利用して示した。本検証法は,ヒトでの薬物動態研究に成功裏に適用された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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有機化合物の各種分析 , 生物薬剤学(臨床)

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