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J-GLOBAL ID:201502251983337890   整理番号:15A0170443

Lennard-Jones液体中の自己拡散係数に対する計算領域サイズおよび形状の効果

Effect of the computational domain size and shape on the self-diffusion coefficient in a Lennard-Jones liquid
著者 (6件):
資料名:
巻: 142  号:ページ: 024503-024503-8  発行年: 2015年01月14日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自己拡散係数を計算する場合の計算領域サイズおよび形状の効果を明確化するために,周期的境界系中の単原子Lennard-Jones液体について,分子動力学(MD)シミュレーションを実施した。立方体計算領域中の系サイズ依存性は,これまで多数検討されており,これら研究から,流体力学的相互作用にもとづいて,拡散係数は系サイズの逆数に線形依存することが示されていた。立方体セル系のみならず,系密度を不変とし立方体セルの辺長を変化した直方体セルについても,系サイズの効果を検討した。その結果,直方体セルの長辺に垂直な方向の拡散係数は,辺長に対して,ほぼ線形に,顕著に増加した。他方,長辺に沿った方向の拡散係数は,ほぼ一定もしくは僅かに減少した。従って,バルク液体シミュレーションにおいても,周期的境界条件の直方体セル中では拡散係数の異方性が出現した。この予期しない結果は,ナノ空間に閉じ込められた直方体液体系がナノ技術として現実に存在し,最近のMDシミュレーションで広範に研究されていることを考えると,極めて重要である。拡散特性に対するこの深刻な系形状効果の機構を明らかにするために,粒子速度の相関構造を検討した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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計算機シミュレーション  ,  不均質流  ,  分子間相互作用 
タイトルに関連する用語 (4件):
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