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J-GLOBAL ID:201502252057646681   整理番号:15A0694812

初代ヒト肺胞II型上皮細胞分泌と銀ナノワイヤ相互作用 ヒト肺胞I型およびII型上皮細胞との対照的な生体反応性

Silver nanowire interactions with primary human alveolar type-II epithelial cell secretions: contrasting bioreactivity with human alveolar type-I and type-II epithelial cells
著者 (12件):
資料名:
巻:号: 23  ページ: 10398-10409  発行年: 2015年06月21日 
JST資料番号: W2323A  ISSN: 2040-3364  CODEN: NANOHL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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吸入されたナノ粒子は,深部肺の肺胞単位において高い蒸着速度を持つ。肺胞上皮はI型およびII型上皮細胞(それぞれATIおよびATII)から成り,肺サーファクタントに浸されている。ナノ粒子毒性に及ぼす自然のヒトATII細胞分泌の影響は,不明である。Curosurf(少量の蛋白質を含む天然ブタ肺サーファクタント)の非存在または存在下でヒトATI様細胞(TT1)による銀ナノワイヤ(AgNW;70nm直径,1.5μm長さ)の細胞取込および毒性を調べるかまたは初代ヒトATII細胞分泌(HAS;ヒト肺サーファクタントの完全脂質および全蛋白質補体の両者を含む,すなわちSP-A,SP-B,SP-CおよびSP-D)を収穫した。CurosurfまたはHASはTT1細胞に対しの改善された保護を与え,AgNWの毒性を制限すると仮定した。この仮定と一致して,HASは曝露TT1細胞によるAgNWの炎症および活性酸素種(ROS)発生能力を減少させた。例えば,IL-8放出およびROS発生はそれぞれ38%および29%減少し,無処置対照に類似したレベルを生じた。しかし,この仮定と対照的に,Curosurfは影響を持たなかった。HASの存在においてTT1細胞によるAgNW取込の有意減少を見出したが,Curosurfでは見出さなかった。さらに,SP-AおよびSP-DはAgNWへ特異的に結合さえていることが見出されたので,SP-AおよびSP-Dはこの過程に関わるようであることを示した。ATI細胞はHASにより保護されているようであるが,取込がないにもかかわらずATII細胞はAgNW曝露に対し脆弱である(曝露一日後のIL-8放出およびROS発生の増加と細胞内SP-Aレベルの減少により示される)を証拠が示唆した。一般的なナノ粒子の肺外皮-内皮転位および肺胞単位内の関連した毒性の研究に対し重要である可能性があるユニークな知見を本研究が与えた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
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肺  ,  細胞生理一般  ,  固体デバイス製造技術一般 

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