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J-GLOBAL ID:201502252088097627   整理番号:15A0694093

心血管石灰化に及ぼす食事の影響のレビュー

A Review of the Effect of Diet on Cardiovascular Calcification
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 8861-8883 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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心血管(CV)石灰化は,無症候性アテローム性動脈硬化症として知られ,CVイベントおよび死亡の予測子として認められている。CV石灰化のための治療はまだ無く,そして従来のCV危険因子は堅実に相関はせず,臨床医はこれらの患者を最適に管理することが困難ななままの状態である。この理由のために,食事療法および主要および微量栄養素の血中濃度を調査した研究のレビューを実行した。主要栄養素のヒト研究はほとんどなかったが,それでもトランス脂肪および単糖類は避けるべきであり,一方魚類からだけの長鎖ω-3脂肪は保護保護作用を有する可能性があった。微量栄養素の間で,800μg/日カルシウムの摂取量は腎臓病または副甲状腺機能亢進症なしで有益であり,一方食品保存料およびコーラからの無機リンが石灰化を誘発する可能性があった。マグネシウムの高摂取量(=>380mg/日)およびフィロキノン(500のμg/日)は,=>75nmol/Lの血清25(OH)D濃度で,保護的であることが分かった。酸化損傷がCV石灰化の原因のように見えるが,酸化防止剤ビタミンはほとんど影響のないことがわかり,一方α-トコフェロールの供給が石灰化を誘発する可能性があった。それでも,他の抗酸化化合物(緑茶からエピガロカテキンガラートおよび赤ワインからのレスベラトロール)は,保護作用を示した。最後に,ホモシステイン濃度>12μmoL/LはCV石灰化の前兆となったが,しかし,>39.4 nmol/Lの原形質葉酸濃度は,ホモシステインを低下させて,および石灰化から保護する,両方をすることができた。食事制限プログラムにおいて,これらの勧告は,加工食品および飲物中に見いだされる砂糖とトランス脂肪および保存料を避けて,油性魚類および野菜の多い食事を採用することを示す。微量栄養素マグネシウムおよびビタミンKは,CV石灰化のための治療法選択として,更なる調査に値する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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栄養調査  ,  循環系の疾患 
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