文献

J-GLOBAL ID：201502252295514009   整理番号：15A0759407

C-S-H(ケイ酸カルシウム水和物)合成のためのF^-イオンで汚染したシリカゲル廃棄物の熱特性および利用

Thermal properties and application of silica gel waste contaminated with F^- ions for C-S-H synthesis

著者 (3件)： BALTAKYS Kestutis (Kaunas Univ. of Technol., Dep. of Silicate Technol., Radvilenu 19, 50270, Kaunas, LTU) ,  ILJINA Aliona (Kaunas Univ. of Technol., Dep. of Silicate Technol., Radvilenu 19, 50270, Kaunas, LTU) ,  BANKAUSKAITE Agne (Kaunas Univ. of Technol., Dep. of Silicate Technol., Radvilenu 19, 50270, Kaunas, LTU)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 121  号： 1  ページ： 145-154  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 今回,熱処理時におけるシリカゲル廃棄物の利用および生成物中のF^-イオンの固定化を組み合わせたケイ酸カルシウム水和物合成のための非従来型法を報告した。ケイ酸カルシウム水和物の水熱合成を,一次CaO/SiO₂混合物のモル比が0.83の時200°Cで4,8,16,24,4および72時間実施した。F^-イオンは合成溶液中のその濃度が10ppmより高くはなかったため,水熱合成時フッ化カルシウムとして結合することが推定できた。水熱反応のメカニズムおよびCaO-シリカゲル廃棄物-水混合物中に形成した化合物の配列は純粋な混合物を用いた時と全く異なっており,これはCaOの一部がF^-イオンおよびAl³⁺イオンと反応し各々フッ化カルシウムおよびハイドロガーネットを形成するためであった。取得した結果を熱力学計算および計測解析データにより確証した。Copyright 2015 Akademiai Kiado, Budapest, Hungary Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *アニオン ,  *シリカゲル ,  廃棄物 ,  *ケイ酸カルシウム ,  水和物 ,  *水熱合成 ,  反応機構 ,  X線回折 ,  示差走査熱量測定 ,  赤外吸収スペクトル ,  熱重量分析 ,  か焼 ,  反応熱 ,  エントロピー ,  比熱 ,  Gibbs自由エネルギー ,  汚染物質
準シソーラス用語： *フッ化物イオン ,  FTIRスペクトル

分類 (1件)： 無機化合物一般及び元素  (CD01010D)

タイトルに関連する用語 (7件)： C-S-H ,  ケイ酸カルシウム水和物 ,  イオン ,  汚染 ,  シリカゲル ,  廃棄物 ,  熱特性