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J-GLOBAL ID:201502252393422600   整理番号:15A0708428

水溶液中におけるサリチル酸誘導体のFe(III)錯体の光化学

photochemistry of Fe(III) complexes with salicylic acid derivatives in aqueous solutions
著者 (7件):
資料名:
巻: 307-308  ページ: 9-15  発行年: 2015年07月01日 
JST資料番号: D0721B  ISSN: 1010-6030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水様液中のFe(III)錯体とサリチル酸誘導体(SADs)1:1の系列の光化学を以下のモデル化合物を使って検討した。つまりサリチル酸(SA),5-スルホSA(5SSA),4-ヒドロキシSA(2HSA),6-ヒドロキシSA(6HSA),4-ニトロSA(4NSA)および5-ニトロSA(5NSA)である。光学分光,定常状態およびナノ秒レーザ閃光分解実験の結果から全Fe(III)-SAD錯体は355nm励起(光分解の量子収率は0.01を超えない)では光化学安定性が良かった。ヒドロキシルラジカルが生成する証拠はレ-ザ閃光実験では観測できなかった。従って一次光過程を配位したSADから励起錯体中のFe(III)イオンへ電子移動すると仮定すると,Fe(II)の生成と対応するSADのフェノキシラジカルになった。電子吸引性基を持つSAD(4NSA,5NSA,5SSA)はこの系列の光分解の最小の量子収率となった。が最高の値は電子供与基(4HSA,6HSA)を持つSAとSADsで観測した。従って脂肪族カルボキシレートを持つFe(III)錯体類とは逆に,Fe(III)-SAD錯体の日光光分解は天然水系でSAD分解の有効な方法とはならなかった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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光化学一般  ,  分解反応 
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