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J-GLOBAL ID：201502252402103220   整理番号：15A0447636

一次元反強磁性磁壁におけるスピン駆動力の理論

Theory of Spin Motive Force in One-Dimensional Antiferromagnetic Domain Wall

著者 (2件)： OKABAYASHI Akira (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MORINARI Takao (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Journal of the Physical Society of Japan  (Journal of the Physical Society of Japan)
巻： 84  号： 3  ページ： 033706.1-033706.4  発行年： 2015年03月15日 
JST資料番号： G0509A  ISSN： 0031-9015  CODEN： JUPSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 反強磁性体におけるスピン駆動力の理論を示した。交換相互作用により伝導電子に強く結合した一次元反強磁性磁壁を考察した。伝導電子のスピン配位系を局所的に回転させるユニタリー変換を行い,量子化軸が局在スピンの方向に向くようにした。時間依存Schroedinger方程式を数値的に解いて,スピン駆動力が伝導電子に作用することを明確に示した。結果はスピントロニクスに関係する基本現象の観点から,反強磁性体と強磁性体に相違が無いことを示唆した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *反強磁性 ,  *磁壁 ,  *スピン ,  伝導電子 ,  交換相互作用 ,  スピン配位 ,  ユニタリー変換 ,  量子化 ,  Schroedinger方程式 ,  スピントロニクス ,  強磁性体 ,  反強磁性体
準シソーラス用語： 時間依存Schroedinger方程式

分類 (1件)： 磁性理論  (BM06020X)

引用文献 (27件)：

• S. A. Wolf, D. D. Awschalom, R. A. Buhrman, J. M. Daughton, S. von Molnr, M. L. Roukes, A. Y. Chtchelkanova, and D. M. Treger, Science 294, 1488 (2001).
• L. Berger, Phys. Rev. B 33, 1572 (1986).
• M. V. Berry, Proc. R. Soc. London, Ser. A 392, 45 (1984).
• G. E. Volovik, J. Phys. C 20, L83 (1987).
• A. Stern, Phys. Rev. Lett. 68, 1022 (1992).

タイトルに関連する用語 (5件)： 反強磁性 ,  磁壁 ,  スピン ,  駆動力 ,  理論