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J-GLOBAL ID:201502252496797874   整理番号:15A0759822

Taxus baccata L.(ヨーロッパイチイ)の特性化のための赤外およびラマン分光分析法:加速品質管理および工程監視によるタキサンの分離の改良

Infrared and Raman spectroscopic methods for characterization of Taxus baccata L. - Improved taxane isolation by accelerated quality control and process surveillance
著者 (6件):
資料名:
巻: 143  ページ: 42-49  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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複数の異なるイチイ種は抗がん剤の半合成のための資源として用いる有毒なタキサンアルカロイドを含む。タキサンの含有量がイチイ種の違いにより大きく異なるため,植物抽出時の原木材料の迅速な特性化および標的構造物の分離のための新規方法を必要とした。新規方法を開発する目的のため,原木材料の入手および工程管理のための異なる振動分光分析法の利用を検討し,および標的とするタキサンである10-デアセチルバッカチンIII(10-DAB)のオンライントラッキング分離および精製法を開発した。近赤外分光分析法(NIRS)および中赤外分光分析法(IRS)を利用し,イチイ種の異なる2種の混合試料中の植物性不純物の量(R2=0.993),ヨーロッパイチイ材料についての葉の木に対する比(R2=0.94)および乾燥イチイ葉中の水分(R2=0.997)を定量化した。部分最小二乗分析法(PCA)を用い,異なる針葉樹種の葉を減衰全反射-フーリエ変換赤外線分光分析法(ATR-FT-IR)により十分識別することができた。高度に複雑なレベルにおけるメタノール性イチイ抽出物中の水分の定量(R2=0.999)のため,および10-DABの定量化(R2=0.98)のため,タキサンの抽出および精製の工程管理におけるATR-FT-IRおよびFourier変換ラマン分光分析法(FT-RS)の分析可能性を証明した。抽出時の植物組織中の10-DABの減少を,工程管理および設計のための新規展望を提供する薄い横断面のFT-IR像により十分に可視化できた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  生薬一般 

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