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J-GLOBAL ID:201502252990706687   整理番号:15A0441489

河口付近の灌漑用水に対する塩水楔の影響

Influence of saltwater wedges on irrigation water near a river estuary
著者 (4件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 179-189  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: F1074A  ISSN: 1611-2490  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新潟県(日本)の新川からの水を用いて灌漑する水田は,川に設置された塩水くさびに関係した悪影響を受けている。該当する川における塩水遡上量は川の流量と潮位に依存して変化する。本研究では灌漑期における水田耕作に対する塩水楔の影響を確認するために,新川河口の野外観察と数値的シミュレーションを行なった。塩水楔は音響測深プロファイリングシステム(SC-3)を用いて調査した。その結果,塩水楔の縦方向特性は大潮の最高水位線では河口の水門から4.7kmであり,小潮の低潮線では2.2kmであった。川を渡る橋に設置した電気伝導率(EC)計を用いた垂直特性によれば,淡水と塩水の間で約0.25mの塩分躍層帯を持つ確かな境界面が存在した。これらの特性は,一次元2層非定常流動モデルにより良好に再現できた。モデルのシミュレーションとECの測定結果では,塩分躍層の垂直方向の位置が取水ポンプ場入口の下1.2mに達した時に,EC値は灌漑用水に適さない1,500μs/cmに急速に上昇することを示した。全灌漑期間の約23%についての排水操作が,この機構により停止されると推定できる。Copyright 2014 The International Society of Paddy and Water Environment Engineering and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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