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J-GLOBAL ID:201502253077934680   整理番号:15A0680728

モロコシ(Sorghum bicolor)粒中の非セルロース細胞壁多糖類は遺伝子型×環境の影響を受けやすい

Non-cellulosic cell wall polysaccharides are subject to genotype × environment effects in sorghum (Sorghum bicolor) grain
著者 (8件):
資料名:
巻: 63  ページ: 64-71  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0885A  ISSN: 0733-5210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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モロコシは5億人の主食で,最少入力の限界土壌での栽培によって飼料と増加するバイオ燃料用原料の重要な供給源である。ここでは多様な栽培及び野生Sorghum bicolor粒試料中の非セルロース細胞壁多糖類についての情報を報告する。モロコシ粒は澱粉を多く(64~76%)含むが,コムギ,エンバク及びオオムギに存在する他の多糖類が比較的少ない。全体としての量は少ないが,モロコシ生殖質の多糖類の量と構造はかなりの幅があった。全(1,3;1,4)-β-グルカンは0.06~0.43%(w/w)の範囲だったが,内部のセロトリオース:セロテトラオース比は1.8~2.9:1の範囲だった。アラビノキシラン量は1.5~3.6%で,アラビノース:キシロース比はアラビノキシランの構造を象徴して0.95~1.35の範囲だった。これらと他の細胞壁多糖類の分布は電子顕微鏡で見ると穀粒組織によって差があった。5つの異なる環境で10の遺伝子型を試験すると,遺伝子型(G)が(1,3;1,4)-β-グルカンとアラビノキシラン含量の変動の主要因(69~74%)で,環境(E)は5~14%関与していた。両多糖類にG×Eの影響が少しあった。本研究は多糖類の量と空間的分布を明確にし,モロコシ粒中の細胞壁組成への遺伝的影響が大きいことを示す。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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穀類とその製品一般  ,  植物の生化学 
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