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J-GLOBAL ID：201502253118546355   整理番号：15A0392766

カルバゾールの水素化脱窒素のモデル反応におけるバルクNiBアロイの水素化処理活性

Hydrotreating activity of bulk NiB alloy in model reaction of hydrodenitrogenation of carbazole

著者 (1件)： LEWANDOWSKI M. (Centre of Polymer and Carbon Materials Marii Curie Sklodowskiej 34, 41-819 Zabrze, POL)
資料名： Applied Catalysis. B: Environmental  (Applied Catalysis. B: Environmental)
巻： 168-169  ページ： 322-332  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： W0375A  ISSN： 0926-3373  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 難溶性モデル化合物の分離及び同時(水素化脱硫-HDSと共に)水素化脱窒素(HDN)反応を,NiBバルクアロイで行った。モデル化合物はカルバゾールである。触媒を,反応前後にX線回折(XRD)により,同様にX線光電子分光法(XPS),透過電子顕微鏡(TEM),走査電子顕微鏡(SEM)により評価した。試料の表面特性及び組織を,N₂BET比表面積,COの化学収着により測定した。この触媒は,カルバゾールのHDNのみに適用接触時間の全範囲で非常に活性であった。触媒の同時HDN/HDS反応活性は,HDSの競合反応及び触媒の部分スルフィド化により抑制された。HDN反応(のみ)の主要生成物はビシクロヘキシル(BCH)であった。HDN反応の主要生成物の異性化の連続反応も見られた。BCHは,主にエチルビシクロ[4,4,0]デカン(EBC[4.4.0]デカン)また,ヘキシルシクロヘキサン(C₆CH)に変換した。HDN反応中,金属Ni及び良好分散ホウ素でNiBの分解が見られた。HDNの反応のみ金属相-Ni⁰で起こった。HDSとのHDN反応と反対に,HDNの主要生成物の異性化の連続反応が支配的であった-BCHは最初にEBC[4.4.0]デカンに変換した。HDN/HDS反応中,部分生成Ni₃S₂,金属Ni及びNi₃Bが見られた。活性はまず第一にNi⁰相の存在に帰属した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 水素化処理 ,  *水素化脱窒素 ,  *水素化脱硫 ,  X線光電子分光法 ,  硫化 ,  ホウ素 ,  異性化 ,  モデリング ,  *ニッケル合金 ,  *ホウ素含有合金 ,  触媒活性 ,  X線回折 ,  表面性状 ,  表面積 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： BET表面積 ,  スルフィド化

分類 (1件)： その他の触媒  (CB06123Z)

物質索引 (2件)： カルバゾール ,  ビシクロヘキシル

タイトルに関連する用語 (7件)： カルバゾール ,  水素化脱窒素 ,  モデル反応 ,  バルク ,  アロイ ,  水素化処理 ,  活性