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J-GLOBAL ID：201502253381823231   整理番号：15A0678520

防災船着場整備による負傷者搬送への効果に関する研究-東京都江東区を対象として-

A STUDY ON THE EFFECT ON THE TRANSPORT OF THE INJURED BY THE MAINTENANCE OF THE WHARF FOR RESCUE SHIP

著者 (3件)： 竹之内洋樹 (千葉大学 工学部都市環境システム学科) ,  森田哲夫 (東北工業大学 工学部都市マネジメント学科) ,  藤田慎也 (横浜市立大学 国際総合科学部)
資料名： 土木学会論文集 D3(土木計画学)(Web)  (土木計画学研究・論文集(Web))
巻： 70  号： 5  ページ： I.63-I.73 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0202A  ISSN： 2185-6540  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,兵庫県南部地震以降,整備が進められている防災船着場について,数学のグラフ理論を用い,負傷者搬送への効果を分析することが目的である.先ず,東京都江東区を対象地域とし,幹線道路ネットワークに防災船着場と河川・水路を組み込んだグラフを作成した.次に,本研究で考案した評価指標を用い,防災船着場を河川・水路を組み込むことにより変化するグラフの構造を分析し,防災船着場整備による負傷者搬送への効果を把握した.その結果,防災船着場の整備による負傷者の病院への搬送効果を検証できた.また,負傷者搬送の観点から防災船着場の重要度を評価した.(著者抄録)

シソーラス用語： *防災 ,  桟橋 ,  外傷 ,  輸送 ,  効果 ,  評価 ,  グラフ理論 ,  東京都 ,  河川港 ,  水路 ,  幹線道路 ,  *ネットワーク ,  *救急搬送 ,  江東区 ,  損傷
準シソーラス用語： グラフ構造 ,  患者搬送 ,  *効果判定 ,  *船着場 ,  *負傷

分類 (4件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  水上輸送・サービス一般  (TD01010U) ,  その他の水上輸送・サービス  (TD01030Q) ,  港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (22件)：

• 1) 東京都建設局:防災船着場整備計画〈改訂版〉,2009.
• 2) 東京都防災会議:首都直下地震等による東京の被害想定報告書,2012.
• 3) 伊堂寺淳志,近藤健雄,山本和清,宮崎渉,榎同子:震災時における水上輸送での救援活動の可能性に関する研究-東京都地域防災計画に着目して,平成23年度日本大学理工学部学術講演会論文集,pp.683-684,2011.
• 4) 東京都総務局総合防災部防災管理課:東京都地域防災計画(震災編),2012.
• 5) 例えば,高田至郎,中山学:震災時における都市道路網のリンク容量低下の経済的評価に関する研究,土木学会年次学術講演会講演概要集第1部,第55巻,pp.534-535,2000.

タイトルに関連する用語 (7件)： 防災 ,  船着場 ,  整備 ,  負傷 ,  研究 ,  東京 ,  江東