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J-GLOBAL ID:201502253388586820   整理番号:15A0253076

異なる標高において成長したFallopia japonica中の葉光合成のための最適温度に対する内部コンダクタンスとRubiscoの影響

Effects of internal conductance and Rubisco on the optimum temperature for leaf photosynthesis in Fallopia japonica growing at different altitudes
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  号:ページ: 163-171  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: X0313A  ISSN: 0912-3814  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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高山植物における葉光合成の最適温度の調節気候を調べるために,標高100m(K0100)と2250m(F2250)で成長し2つのFallopia japonica個体群における光合成,内部コンダクタンス(gi),および活性化Rubisco(ε)の量を比較した。2個体群間の高温における光合成には明らかな差があり,RubiscoのCO2/O2特異性における差がないのと対照的であった。光合成のための最適温度はF2250とK0100で,それぞれ,25と30°Cであった。εの温度応答は光合成のそれと類似していた。εの平均値は光合成のための最適温度より5°C以上では25%(F2250)と24%(K0100)減少した。対照的に,giは両個体群において温度の上昇とともに指数関数的に増加した。任意温度において個体群間にgiの有意差はなかった。両個体群において温度が光合成最適温度以上になってもRubisco活性部位におけるCO2濃度の変化はなかった。これは明らかに光合成最適温度がCO2の細胞間空気層からRubiscoへの拡散の光合成限界により影響されなことを示した。さらに,大気圧は光合成の温度応答に対してマイナーな効果を示した。このように,εの減少はF.japonicaの高地個体群における光合成最適温度が温度上昇により減少させることに応答していた。これは生息場所に適応するためと考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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植物生理学一般  ,  光合成  ,  植物生態学 
引用文献 (54件):
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