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J-GLOBAL ID：201502253509087860   整理番号：15A0647172

枯草菌生物膜のポリママトリックスによって発生する表面圧痕と液体の取り込み

Surface indentation and fluid intake generated by the polymer matrix of Bacillus subtilis biofilms

著者 (6件)： ZHANG W. (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Univ. of Florida, Gainesville, FL 32611, USA) ,  DAI W. ,  TSAI Shi-Ming ,  ZEHNDER S. M. ,  SARNTINORANONT M. ,  ANGELINI T. E.
資料名： Soft Matter  (Soft Matter)
巻： 11  号： 18  ページ： 3612-3617  発行年： 2015年05月14日 
JST資料番号： W2327A  ISSN： 1744-683X  CODEN： SMOABF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物膜は,EPS(菌体外高分子)として知られる生物が作る重合体ネットワークによって結び付けられる高度な組織を持つ表面に関係する細菌コロニーである。この重合体ネットワークは表面への接着を助け,コロニーが時間と共に成長する際の拡散力を発生する。実際,実験室では生物膜はしばしば空気と弾性がある半透過性の栄養源との間で成長する。この種の生物膜は体積が増大するので,その基板の適応圧縮が起こり得て,それは可能性としては基板表面に対するEPSによって生じる浸透圧によって駆動される。ここでは,枯草菌生物膜の力の発生を,菌が生長する寒天栄養スラブに対してコロニーによって課される変形の大きさと速度の測定によって調べる。変形した寒天中に蓄えられた弾性応力は寒天母体を通る注がれた液体と関係する引っ張り応力より数桁大きいことが分かる。生物膜によって起こる応力はESPによって発生する浸透圧と殆ど同程度で,ESPを発生できない突然変異体コロニーは低いレベルの応力しか作り出せない。流体の枯草菌生物膜中への流量は,EPSによって発生する圧力がコロニーの体積が膨張するにつれてある種の代謝の利益を得ることを示唆する。これ等の結果は,長期間の生物付着とコロニーの膨張が組み合わさって生物膜がコロニー化するように透水性と弾性が生じ得る。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *枯草菌 ,  *生物膜 ,  マトリックス【母体】 ,  取込 ,  圧痕 ,  細菌 ,  生体高分子 ,  生物汚損 ,  ネットワーク構造 ,  重合体 ,  性質 ,  圧縮 ,  浸透圧 ,  寒天 ,  *コロニー
準シソーラス用語： EPS【高分子】 ,  ポリマネットワーク ,  ポリママトリックス ,  透過性 ,  菌体外高分子物質

分類 (1件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 枯草菌 ,  生物膜 ,  ポリママトリックス ,  圧痕 ,  取り込み