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J-GLOBAL ID：201502253526292698   整理番号：15A0523220

環境的スペクトル関数のためのポジティブ保存分解スキームを用いての開いた系に対する時間依存密度汎関数法

Time-dependent density functional theory for open systems with a positivity-preserving decomposition scheme for environment spectral functions

著者 (6件)： WANG Rulin (Beijing Computational Sci. Res. Center, No. 3 He-Qing Road, Beijing 100084, CHN) ,  ZHENG Xiao (Hefei National Lab. for Physical Sciences at the Microscale, Univ. of Sci. and Technol. of China, Hefei, Anhui ...) ,  KWOK Yanho (Dep. of Chemistry, The Univ. of Hong Kong, Pokfulam Road, Hong Kong, CHN) ,  XIE Hang (Dep. of Chemistry, The Univ. of Hong Kong, Pokfulam Road, Hong Kong, CHN) ,  CHEN Guanhua (Dep. of Chemistry, The Univ. of Hong Kong, Pokfulam Road, Hong Kong, CHN) ,  YAM Chiyung (Beijing Computational Sci. Res. Center, No. 3 He-Qing Road, Beijing 100084, CHN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 14  ページ： 144112-144112-9  発行年： 2015年04月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 材料表面の電子的動力学の理解は,ナノエレクトロニクス,不均一触媒及び光起電力を含む応用に対して基本的に重要である。時間依存密度汎関数法に基く実用的手法は,バルク材料中の電子の散逸動力学の特性評価に開発されて来た。そのような手法の精度と信頼性は,取り囲む材料環境の電子構造と記憶効果がいかに考慮されるかに依存する。本研究では,新しい正方Lorentzian分解スキームを開発して,環境スペクトル行列の正の半限定性を保存した。得られる電子的動力学は長時間限界でも精度と収束性両者とも示すことが保障される。電子動力学シミュレーションの長時間安定性は現在の分解スキームで大きく改善される。新しい手法の妥当性と有用性を,二つのプロトタイプのモデル系(擬一次元原子さ及び二次元二層グラフェン)に関して例証した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *密度汎関数法 ,  理論 ,  スペクトル関数 ,  *表面 ,  動力学 ,  *電子構造 ,  記憶効果 ,  表面性状 ,  表面構造 ,  グラフェン ,  エネルギー散逸 ,  非晶質 ,  性能
準シソーラス用語： バルク非晶質物質 ,  固体表面 ,  時間依存密度汎関数法 ,  長時間性能 ,  電子動力学 ,  表面電子構造

分類 (2件)： 固-気界面一般  (CB12041H) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 環境 ,  スペクトル関数 ,  保存 ,  分解 ,  スキーム ,  開いた系 ,  時間依存密度汎関数法