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J-GLOBAL ID:201502253550217168   整理番号:15A0440193

qAC2,イネ(Oryza sativa L.)のWxと相互作用して低アミロース含量を支配する新規QTL

qAC2, a novel QTL that interacts with Wx and controls the low amylose content in rice (Oryza sativa L.)
著者 (13件):
資料名:
巻: 128  号:ページ: 563-573  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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イネ(Oryza sativa L.)胚乳のアミロース含量は炊米の澱粉特性と摂食品質に大きく影響する。ジャポニカイネ品種Kuiku162の種子は低いアミロース含量(AC)と良い摂食品質を持つ。著者らの分析は,Kuiku162の低いACに寄与するqAC2と命名された新規QTLを明らかにした。qAC2は,第2染色体の長腕の上の2つの挿入欠失マーカーであるKID3001とKID5101の間の74.9-kb領域内で微細マッピングされた。この領域では7遺伝子が予測されるが,それらのどれもACの調節と関連することは知られていない。ジャポニカ品種Itadakiの遺伝的背景の中で,qAC2のKuiku162対立遺伝子であるqAC2Kuikuを持つ準同質遺伝子系統(NIL110)のACは,Itadakiのそれより1.1%ポイント低かった。NIL110とItadakiではアミロペクチンの鎖長分布が似ていた。従って,NIL110の低いACは実際のACの低下によって生じたのであって,アミロペクチン構造の相違によってではない。相互作用解析は,qAC2KuikuはWxaと上下位性相互作用を持つことを明らかにした。qAC2KuikuはWxbの2遺伝子座であるdu1およびdu2と上下位性相互作用を持ち,qAC2Kuikuの遺伝効果はWxbのdu3のそれに対して加算的である。かくして,du1およびdu2と同様に,qAC2はWxbRNAスプライシングと関連する機能を持つ可能性がある。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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稲作  ,  食品の化学・栄養価  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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