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J-GLOBAL ID:201502253662832361   整理番号:15A0648888

航空宇宙用CFRP複合材料に対するSiAlONセラミックドリルの性能の調査

Investigation on the performance of SiAlON ceramic drills on aerospace grade CFRP composites
著者 (4件):
資料名:
巻: 223  ページ: 39-47  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: H0650A  ISSN: 0924-0136  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭素繊維強化高分子(CFRP)複合材料は,その優れた物理的および機械的性質のために航空機構造に広く使用されている。寸法精度の高い剥離欠陥のない穴が組立てのために必要なため,穿孔はCFRP複合材料の取り扱いの中で最も重要な作業のひとつである。機械加工穴の品質は,加工条件,工具形状と工具摩耗に強く依存する。穿孔中に破壊した炭素繊維によって形成された摩滅切削状態に耐えることができる工具材料の種類は限られている。SiAlONは,その優れた耐摩滅摩耗性のためにCFRP複合材料の機械加工用として有望な材料である。本報は,CFRP複合材料の穿孔用切削工具材料としてSiAlONセラミックスを取り上げた初めての文献である。本研究では,一般的な4種類のドリル形状のα/β-SiAlON穿孔工具を製造し,航空宇宙用CFRP複合材料の穿孔に広く試験した。新規なα/β-SiAlON穿孔工具の切削条件と形状特性が切削抵抗と機械加工穴のはがれ剥離欠陥に及ぼす影響を調査した。この新規なSiAlON穿孔工具の先端角とチゼル刃長さが,穿孔時の最大切削抵抗と剥離に影響を及ぼす主要因であることがわかった。切削抵抗は穿孔試験中に増大することがわかった。このことは,SiAlON穿孔工具の刃先で摩滅磨耗が生じることを示している。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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