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J-GLOBAL ID：201502253688445927   整理番号：15A0229268

フィンランドの都市にある教育施設のエネルギー消費データ

Measured energy consumption of educational buildings in a Finnish city

著者 (3件)： SEKKI Tiina (Aalto Univ. Properties Ltd, FIN) ,  AIRAKSINEN Miimu (Technical Res. Centre of Finland, FIN) ,  SAARI Arto (School of Engineering, Dep. of Civil and Structural Engineering, Aalto Univ., FIN)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 87  ページ： 105-115  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論では,既存の教育施設のエネルギー消費を測定した。エネルギー消費の全体像を示し,消費量測定のための要因を把握した。対象の建物はフィンランド南部にあるデイケアセンター,学校及び大学である。フィンランドの建物における要求エネルギー性能の規制は最近厳しくなっている。本論の検討で,教育施設の建築形式が違っても,新しい建物ほど暖房エネルギー消費は小さかった。しかし,電力消費についてはそのような明確な相関は見られなかった。対象のデイケアセンターと学校では,暖房エネルギー消費を建築年数の関数で表すと次第に小さくなった。一方,電力消費は少し大きくなった。しかし,対象以外の建物では暖房消費と電力消費は建物ごとに大きく異なり,例えばデイケアセンターの変動は83%,学校では84%,大学では76%であった。フィンランドの気候は寒いが,2000年代に建設された教育施設では,電力消費の方が暖房消費より大きかった。設計時に電力消費に影響する要因を見つけ出さなければならない。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フィンランド共和国 ,  デイケア ,  社会福祉施設 ,  *大学 ,  *エネルギー消費 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  エネルギー効率 ,  法規制 ,  建築様式 ,  *暖房装置 ,  *消費電力 ,  供用期間

分類 (2件)： 暖房  (PC02020F) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (5件)： フィンランド ,  都市 ,  教育 ,  施設 ,  エネルギー消費