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J-GLOBAL ID:201502253753501457   整理番号:13A1525519

脱共役蛋白質2は,L細胞におけるグルカゴン様ペプチド-1分泌を制御する

Uncoupling protein 2 regulates glucagon-like peptide-1 secretion in L-cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号: 26  ページ: 3451-3457  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】脱共役蛋白質2(UCP2)が,L細胞におけるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)のオレイン酸誘起分泌に影響するか,研究する。【方法】UCP2のmRNA及び蛋白質発現を,オレイン酸による治療の前後,定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応およびウェスタンブロット法よって,ヒトNCI-H716細胞において分析した。ヒトNCI-H716細胞は,腸内分泌L細胞の原型として役に立つ。NCI-H716細胞におけるUCP2およびGLP-1の局在を,免疫蛍光ラベリングよって評価した。UCP2(siUCP2)を標的とする低分子干渉RNA(siRNA)またはLipofectamine2000を用いた非特異性siRNAによって,NCI-H716細胞を一時的に形質移入した。培地における生物活性GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)の濃度を,酵素結合イムノソルベント検定法よって測定した。【結果】GLP-1及びUCP2粒剤は,NCI-H716細胞の細胞質において主に表れた。GLP-1を分泌したNCI-H716細胞は,UCP2も表れた。時系変化実験は,オレイン酸による治療後,培地へのNCI-H716細胞からのGLP-1分泌が,120分で最大値に着き少なくとも180分は安定して残っていたことを明らかにした(GLP-1濃度は,対照細胞内のGLP-1濃度に比べ約2.3倍増加した。P<0.05)。用量依存を測定するための実験において,≦8mmolオレイン酸によるNCI-H716細胞の刺激は,培地へのGLP-1の濃度依存分泌に至らしめた。10mmolオレイン酸は,GLP-1分泌を減らした。さらに,GLP-1分泌物は,siUCP2を伴ってトランスフェクションしたNCI-H716細胞からのオレイン酸よって誘発され,非特異的siRNAを伴ってトランスフェクションしたNCI-H716細胞と比較して,41.8%まで減少した(P<0.01)。【結語】UCP2は,オレイン酸により誘発されたGLP-1分泌物に影響した。UCP2は,遊離脂肪酸によって誘発されたL細胞分泌物において,重要な役割を果たす。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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消化器の医学一般 
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