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J-GLOBAL ID:201502253759784906   整理番号:15A0755906

標的ナノ生物複合体を用いる転移性脳腫瘍のMRI仮想生検および治療:脳におけるナノクリニック

MRI Virtual Biopsy and Treatment of Brain Metastatic Tumors with Targeted Nanobioconjugates: Nanoclinic in the Brain
著者 (22件):
資料名:
巻:号:ページ: 5594-5608  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: W2326A  ISSN: 1936-0851  CODEN: ANCAC3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脳磁気共鳴イメージング(MRI)のコントラスト強調による鑑別診断には,侵襲的な生検の助けがなければ解決できない例がある。一方,MRIのコントラスト強調は,肺癌,乳癌,放射線壊死,感染ないしは新しい原発脳腫瘍(神経膠腫や髄膜腫)でも生じることがある。そこで,より正確な非侵襲的MRI診断法を開発するために,ポリ(β-L-りんご酸)による高分子ナノイメージング剤(NIAs)を設計した。NIAsを担持する付属のMRIトレーサーは血液脳関門(BBB)を通過でき,効果的なイメージングを可能にするために癌細胞を特異的にターゲットとする。定性的/定量的「MRI仮想生検」は,ナノ生物複合体を担持するMRIコントラスト増強剤であるガドリニウム-DOTAと,腫瘍-特異的マーカーを認識しBBBを通過する抗体を元にしている。脳転移モデルとして新しく開発した二重腫瘍異種マウスモデルにおいて,この非侵襲的方法によってHER-2およびEGFRを発現している脳腫瘍の鑑別診断が可能になった。かつ,MRI診断後,乳癌および肺癌の脳転移は,画像診断コントラスト剤の代わりにEGFRまたはHER-2の分子阻害剤を担持する類似の腫瘍標的ナノ生物複合体を用いて治療できた。この技術は,生検が困難な場合でも,脳転移や他の病態の差動的MRI診断と治療を行える可能性があることを示す。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの実験的治療  ,  腫ようの診断  ,  生物薬剤学(基礎) 

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