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J-GLOBAL ID:201502253811988183   整理番号:15A0612881

アルツハイマー病におけるマトリックスメタロプロテイナーゼおよびその複数の役割

Matrix Metalloproteinases and Their Multiple Roles in Alzheimer’s Disease
著者 (6件):
資料名:
巻: 2014  号: Geriatrics  ページ: 908636 (WEB ONLY)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アルツハイマー病(AD)は最も多く見られるタイプの認知症である。AD脳における病理学的変化は,アミロイドβ(Aβ)斑および神経原線維変化(NFT),ならびにニューロン死およびシナプスの損失を含む。マトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)は,ADの病態形成における炎症成分として重要な役割を果たしている。MMP-2は,ADにおける保護的役割を有すると仮定される可能性があり,脳内のAβに直接連結する主要なMMPである。MMP-9の合成はAβによって誘発されることができ,酵素は老人斑のホメオスタシスにおいてADで複数の効果を発揮するように思われる。戦略的に重要な脳領域におけるタウオリゴマー形成に対する凝集促進的影響は,MMP-9の潜在的な神経毒性副作用であるかもしれない。MMP-3のレベルはADの期間に相関があり,そして高齢の対照におけるCSF T-タウおよびP-タウレベルと相関がある。脳のMMP-3レベルの上昇はMMP-9活性の増加をもたらし,間接的にタウ凝集を促進する可能性がある。現時点で,ADの潜在的な早期診断バイオマーカーとしての,特に血漿または血清中の,これらの蛋白質の臨床的有用性はまだ確立されていない。ADのための特異的薬物を設計し,治療戦略を考案するために,これらプロテアーゼの多様な役割を理解するため,より多くの調査が必要とされる。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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神経の基礎医学  ,  神経系の疾患  ,  神経系の診断  ,  中枢神経系作用薬一般  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (3件):
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