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J-GLOBAL ID:201502253993845269   整理番号:15A0681226

炭素-金ナノ複合材料に基づいた三重腫瘍マーカーアッセイ

Triple tumor markers assay based on carbon-gold nanocomposite
著者 (4件):
資料名:
巻: 70  ページ: 161-166  発行年: 2015年08月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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免疫プローブとして炭素-金ナノ複合材料(CGN)を用いて,3種類の癌バイオマーカーの同時検出のためのサンドイッチ型式の電気化学免疫センサを導入した。グルコースの簡単なマイクロ波支援炭素化及び金ナノ粒子(AuNP)の沈着を介して,CGNを製作した。このナノ複合材料は,その表面上の豊富な活性酸素官能基に起因して,複数の有機色素及び金属イオンなどの酸化還元プローブに対して強い吸着能を示した。ナノ複合材料上に修飾されたAuNPは,癌胎児抗原(CEA),前立腺特異抗原(PSA),αフェトプロテイン(AFP)各々の3種類の抗体に対する特別な結合部位を提供した。イオン液体還元型グラフェンオキシドを,静電吸着を介して3種類の異なる抗体を付着するための基質としてポリ(ナトリウム-p-スチレンスルホナート)と結合させた。3種類の分離シグナルを,方形波ボルタンメトリーを介した単一のランにおいて直接検出した。最適化条件下で,電気化学免疫センサはCEA,PSA及びAFPの同時測定に対して良好な感度と選択性を示し,0.01~100ng mL-1の直線範囲であった。CEA,PSA及びAFPに対する検出限界は各々2.7,4.8及び3.1pg mL-1であった。この方法は臨床血清試料中のCEA,PSA及びAFPレベルの分析に対して適用でき,その結果は酵素結合免疫吸着測定法(ELISA)の結果とよく一致した。この方法は,特異的な初期癌の同定と検証に対して有望な簡便で高感度なイムノアッセイ戦略を与えた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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バイオアッセイ  ,  腫ようの診断  ,  分析機器 
物質索引 (1件):
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