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J-GLOBAL ID:201502254172010343   整理番号:13A1538387

B7-H1発現は,結腸直腸癌の制御性T細胞の拡大と関係している

B7-H1 expression is associated with expansion of regulatory T cells in colorectal carcinoma
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 971-978  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2580A  ISSN: 1007-9327  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【目的】腫よう内微小環境でのTリンパ球におけるその制御効果を定義するために,ヒトな結腸直腸癌(CRC)におけるB7-H1の発現を研究した。【方法】102のパラフィンブロックおよびCRC組織の33の新しいサンプルを本研究の対象とした。免疫組織化学検査を,CRC組織のB7-H1とCD3染色のために実施した。フィコール-ハイパック密度勾配遠心分離法を用いて,新しいCRC組織の末梢血単核細胞を分離した;フローサイトメトリーと蛍光免疫染色を,調節性T細胞の検出に使用した。データは統計的ソフトウェアで分析された。【結果】コスティミュラトリー分子B7-H1は,CRC組織において強く発現し,腫瘍細胞膜および細胞質内に局在することがわかったが,B7-H1の弱いまたは無発現は,切られた正常の結腸直腸の組織で検出された。一方,CD3陽性T細胞は,CRC腫瘍ネストおよび間質に集まることがわかった。統計分析結果より,B7-H1発現レベルは,102症例のCRC組織の腫瘍ネスト(P<0.0001)および腫瘍間質(P=0.0200)における総T細胞密度と負の相関性があることがわかった。合計したTリンパ球の間,明確なFoxp3+(フォークヘッドボックスP3)が染色している調節性T細胞の可変量が,CRC生体組織と患者の血液において検出された。興味深いことに,CRC組織から新たに分離した単核細胞の33のサンプル(B7-H1高CRC組織の15の症例およびB7H1低CRC組織の18の症例)において,B7-H1高CRC組織のCD4+Foxp3+およびCD8+Foxp3+制御性T細胞のパーセンテージは,B7-H1低CRC組織(P=0.0024,P=0.0182)のものよりで著しく高いことがわかった。このことより,B7-H1発現は,制御性T細胞の増殖に関係してることがわかった。CRC末梢血では有意差は見つからなかった(P=0.0863,P=0.0678)。PD-1はTリンパ球へのB7-H1経路移動抑制シグナルのための特異的リガンドである。そしてそれは,活性化T細胞によって発現する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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消化器の医学一般  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
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