抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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プラズマ支援燃焼はエンジン特性を改善する,希薄燃焼火炎の安定性の増加,放出ガスの削減および燃料の低温酸化および処理の実現のために有望な技術である。この10年,エンジン内におけるプラズマの利用および進歩した診断学,燃焼化学,火炎理論および速度論的モデリングにおける相乗効果を介したプラズマ支援燃焼における基礎化学および動力学に対する理解が深まった。プラズマ支援の発火強化,超希薄燃焼,冷火炎,無火炎燃焼およびプラズマ放電の安定制御の新しい観察結果が報告されてきた。非熱と熱強化効果,原子状酸素の発生法,電気的および振動方式による励起種の診断,爆発限界以下の着火によるプラズマ支援燃焼法,プラズマ支援低温燃焼,古典的な点火S曲線の火炎状態の遷移,最小点火エネルギーの動力学および非平衡プラズマ放電による輸送効果に対する理解が深まった。これらの発見と進歩によって実用のための効果的なプラズマ放電および低温および高圧化におけるプラズマ支援燃焼のための予測可能で有用な速度論的モデルおよびそれを具体化するためのツールの開発に向けた新しい時代が切り開かれようとしている。この報告は,これらの進歩の包括的総説を述べ,さらにプラズマ支援燃焼に関する実用化,化学,点火と火炎動力学,実験方法,診断学速度論的モデリングおよび放電制御における知識のギャップを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.