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J-GLOBAL ID：201502254227762293   整理番号：15A0699131

キラルリン酸触媒を用いたトリフルオロメチルN-Hケチミンの不斉移動水素化反応の理論的研究

著者 (3件)： 野田洋史 (立教大 院) ,  山中正浩 (立教大 院) ,  秋山隆彦 (学習院大 理)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1228  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,BINOL-リン酸触媒(CPA)が,ベンゾチアゾリンによるN-Arケチミンの移動水素化反応に対して高い不斉触媒能を示すことが報告されている。N-Hケチミンについて同様の反応を行い,CPAの3,3’-位にN-Arケチミンで用いた3,5-(CF3)2C6H3基よりも嵩高いSiPh3基を導入したものを用いると,高い立体選択性で第一級アミンを得ることが分かった。本研究ではN-Hケチミンの不斉移動水素化反応における立体制御機構について理論的検討を行い,SiPh3基による立体反発だけでなく,N-Arケチミンの場合とは異なり,基質のCF3-HN間における分子内水素結合も立体制御に関わることを見出した。(著者抄録)

シソーラス用語： *イミン ,  *芳香族縮合化合物 ,  水素移動 ,  *水素化 ,  *不斉反応 ,  窒素複素環化合物 ,  硫黄複素環化合物 ,  密度汎関数法 ,  *不斉触媒 ,  *リン酸 ,  無機酸エステル ,  立体選択性反応 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  分子内水素結合 ,  ドナー ,  置換基効果
準シソーラス用語： *ケチミン ,  トリフルオロメチル基 ,  *ビナフチル誘導体 ,  *リン酸エステル ,  ベンゾチアゾール類 ,  水素供与体 ,  *不斉移動水素化

分類 (3件)： ナフタレン  (CF06020D) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  その他の触媒  (CB06123Z)

物質索引 (3件)： りん酸3,3′-ビス(トリフェニルシリル)-1,1′-ビナフタレン-2,2′-ジイル ,  2,2,2-トリフルオロ-1-(2-ナフチル)エタンイミン ,  ベンゾチアゾリン

タイトルに関連する用語 (5件)： キラルリン酸触媒 ,  ケチミン ,  不斉移動水素化 ,  理論 ,  研究