抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,フランスアレバ社が国内外で展開する最新原発EPRを巡る話題について述べている。良い話題としてEPRはインド原子力発電公社との間で2基のEPRを建設する協定に署名した。また,これとは別にインドのエンジニアリング企業L&T社との間で原子力発電プロジェクト国産化協力に関する了解覚書を結んだ。一方,悪い話としてフランス原子力安全局はEPRを採用するフラマンビル原発3号機の原子力圧力容器に異常があることをアレバ社が報告してきたことを明らかにした。圧力容器不具合問題はEPR建設中の中国と英国に波及した。中国では2基のEPR建設が行われているが,作業の進んでいる1号機の核燃料装荷許認可証の発給は問題が解決した後になる。また英国での建設計画も問題が解決しない限りゴーサインはでないであろう。