文献
J-GLOBAL ID:201502254479148792   整理番号:15A0261443

代謝経路の改変による組換大腸菌のGDP-フコース産生の強化

Enhancing GDP-fucose production in recombinant Escherichia coli by metabolic pathway engineering
著者 (10件):
資料名:
巻: 69  ページ: 38-45  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
グアノシン5′-二リン酸(GDP)-フコースはフコース含有の生体分子のフコシル基転移酵素触媒合成に対して欠かせない供与体基質であり,多様な生物学的な機能をもつことが見出されてきた。本研究で,Bacteroides fragilisのGDP-フコース生合成のサルベージ経路を大腸菌に導入した。さらにグアノシン5′-三リン酸(GTP)はGDP-フコースの生合成に重要な基質であり,その生合成はGTP生合成のサルベージ経路に関与する酵素の過剰発現により増大した。さまざまな組み合わせの組換酵素を産生する代謝改変した組換菌株の産生能力を比較した。Fkp,Gpt,Gmk及びNdkを発現する菌株の振とうフラスコ発酵により,GDP-フコースの最大含量は4.6±0.22μmol/g(細胞乾燥重量)となり,Fkpのみを発現する菌株の場合と比べて4.2倍多かった。流加発酵により,GDP-フコース含量は6.6±0.14μmol/g(乾燥重量)とさらに増大した。GDP-フコース生合成の新生経路に基づいたこれまでの発酵プロセスと比べてより優れた生産性の他に,この研究で確立した手法はGDP-フコース誘導体を含むフコース残基の化学修飾の可能性への道になる利点がある。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作  ,  代謝一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る