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J-GLOBAL ID:201502254732773682   整理番号:15A0418246

ゼラチン/キトサンナノ繊維状の足場の構築:プロセス最適化及び経験式

Fabrication of gelatin/chitosan nanofibrous scaffold: process optimization and empirical modeling
著者 (3件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 571-580  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: A0918A  ISSN: 0959-8103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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静電紡糸は静電気応用による高分子ナノファイバを合成するための大変有用な技術である。この研究は応答曲面法を用いてのゼラチン/キトサンの静電紡糸プロセスの最適化及び式化について報告する。平均繊維径及び繊維径の標準偏差に及ぼすゼラチン/キトサンブレンド比(50/50,60/40及び70/30),印加電圧(20,25及び30kV)及び原料供給速度(0.2,0.4及び0.6mL/h)の個々の影響及び相互影響を走査型電子顕微鏡を用いて,最適化を検討した。ナノファイバのゼラチン/キトサンブレンドを得るために,トリフルオロ酢酸/ジクロロメタンの溶媒混合系を用いた。平均繊維径に対するモデル式は印加電圧及び原料供給速度に対して二次の関係にあることが分かった。印加電圧及び流速間の相互作用は大きいが,ブレンド比及び流速の相互作用及びブレンド比及び印加電圧の相互作用は無視できるほどであることが分かった。繊維径の標準偏差に対して印加電圧及び流速は二次の関係があるが,その式のパラメータ間の相互作用はない事が分かった。ゼラチン/キトサンの静電紡糸の最適条件をこの研究で得た数学モデルに導入した。走査型電子顕微鏡観察から,ヒト皮膚線維芽細胞がナノファイバ構造上に良く接着し,増殖していることが分かった。静電紡糸ゼラチン/キトサンナノファイバマットは皮膚再生医療の足場として使用できる可能性があることが分かった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学  ,  高分子固体のその他の性質  ,  医用素材 

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