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J-GLOBAL ID:201502254738692560   整理番号:14A1241549

胃癌におけるS100A8とS100A9発現の臨床的意義【Powered by NICT】

Clinical significance of S100A8 and S100A9 expression in gastric cancer
著者 (6件):
資料名:
巻: 93  号: 42  ページ: 3369-3374  発行年: 2013年 
JST資料番号: C2298A  ISSN: 0376-2491  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:胃癌におけるS100A8とS100A9の発現を調べた。方法:胃癌患者合計176名,男性124名と女性52名を含む,が1998から2004に動員し,平均年齢57(26-80)年であった。胃組織試料におけるS100A8(125例),S100A9(176),S100A8/A9ヘテロ二量体(I)の発現を免疫組織化学と免疫蛍光法によって評価した。S100A9とその二量化パートナーS100A8とヘテロ二量体S100A8/A9の共局在をレーザ共焦点走査により調べた。受信者動作特性(ROC)曲線は,TNM病理病期の評価におけるS100A9とs100a8陽性炎症性細胞数のカットオフ値を決定するのに用いた。S100A9またはS100A8細胞数と臨床病理学的変数の間の関係を得るために,データを交差表乾燥χ~検定を行った。累積生存率はKaplan-Meier法により推定した。S100A9とs100a8陽性炎症性細胞数を用いてROC曲線の結果は,それぞれTNM病理病期で0 623と0 522であった。カットオフ値は61.48%と51.09%の感度と64それぞれ29%と51.52%の特異性で,200x倍率視野当たり265。S100A9陽性発現(77人)の患者はネガティブ発現(99)((35.1±10 8)対20 3±3 0)か月,P=0 021)より良好な全生存率を有していた。S100A8陽性発現(n=0~62)と負の発現(63)((26.4±2 8)対29 5±2 9)か月,P=0 145)有意差はなかった。胃癌組織では,両S100A9とS100A8蛋白質は炎症細胞を腫よう浸潤で検出されたS100A8/A9ヘテロ二量体は1例も認められた。更に,S100A9及びS100A8蛋白質は慢性胃炎における炎症性細胞で検出された。これらの2蛋白質の分布も部分的に重複していた。胃癌組織における結論S100A9陽性発現は優れた予後と関連している。しかし,S100A8陽性発現は予後関連である。カルプロテクチン発現は胃癌と胃炎の間で異なる。更なる調査が必要である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
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