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J-GLOBAL ID：201502254749760860   整理番号：15A0429417

ナノろ過における高分子電解質多層膜のイオン選択性の理論探査

Theoretical Investigation of the Ionic Selectivity of Polyelectrolyte Multilayer Membranes in Nanofiltration

著者 (4件)： DIRIR Yonis Ibrahim (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  HANAFI Yamina (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  GHOUFI Aziz (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  SZYMCZYK Anthony (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 31  号： 1  ページ： 451-457  発行年： 2015年01月13日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノろ過(NF)におけるイオン選択に関係して,ポリ(スチレンスルホン酸)/ポリ(アリルアミンヒドロクロリド)(PSS/PAH)二層およびこれを層毎多層化した高分子電解質膜について,電荷分布,孔径,層厚および層数依存性について,Nernst-Planck方程式を用いて解析した。1価および2価イオン共存時の1価イオンの優先選択性(Na⁺/Mg²⁺およびCl^-/SO₄^2-)は,PSS/PAHの互いに逆極性の高分子電解質積層構造中の不均一電荷分布により増大することがわかった。層数増大に対して,イオン選択性は,初期は顕著に増加するが,次第に飽和し過剰の場合は低下する非単調な依存性を示し,理論との対応から,この現象は電荷分布に関係するのではなく,最適な表面層膜厚が存在するためと推定した。

シソーラス用語： *高分子分離膜 ,  *高分子電解質 ,  *選択性 ,  ポリスチレンスルホン酸 ,  ポリアリルアミン ,  多層膜 ,  薄膜成長 ,  電荷分布 ,  細孔径 ,  層厚 ,  式 ,  金属イオン ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  マグネシウム化合物 ,  アニオン ,  硫酸イオン ,  極性 ,  非対称性 ,  拡散方程式 ,  *輸送理論
準シソーラス用語： Nernstの式 ,  *イオン選択性 ,  ナトリウムイオン ,  *ナノ濾過膜 ,  ポリアリルアミン塩酸塩 ,  マグネシウムイオン ,  二層構造 ,  塩化物イオン ,  逆極性 ,  *高分子電解質積層膜 ,  層毎成長 ,  電荷分布非対称性

分類 (3件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  有機化合物の薄膜  (BK14070L)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノろ過 ,  高分子電解質多層膜 ,  イオン選択性 ,  理論 ,  探査