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J-GLOBAL ID:201502254958231742   整理番号:15A0648534

酸化セリウムナノ粒子によるリポ多糖類誘導性の重篤な敗血症の軽減とMAPキナーゼ/NF-κB介在性シグナル伝達の阻害

Inhibition of MAP kinase/NF-kB mediated signaling and attenuation of lipopolysaccharide induced severe sepsis by cerium oxide nanoparticles
著者 (15件):
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巻: 59  ページ: 160-171  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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敗血症は高い死亡率と相関している生命を脅かす疾患である。既存の治療は,敗血症患者において生存率を改善することができなかった。この本研究の目的は,酸化セリウムナノ粒子(CeO2NP)が雄性Sprague Dawleyラットにおける肝機能障害を防止することにより,リポ多糖(LPS)誘導重篤敗血症の死亡を防ぐことができるかどうかを評価することである。敗血症ラットへの静脈内CeO2NPの単回投与(0.5mg/kg)は有意に生存率を改善し,ベースラインに向かって体温,呼吸数及び血圧を回復するために機能した。動物の生存率における治療誘導性の増加が,血清サイトカイン/ケモカインの減少に伴う肝障害減少と相関し,炎症関連シグナル伝達を減少させた。CeO2NPに曝露されたクッパー細胞やマクロファージは,LPS誘導サイトカイン放出(TNF-α,IL-1β,IL-6,HMGB1)の減少を示し,それは減少した細胞性ROS,一酸化窒素合成酵素(iNOS),シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)のレベルの低下,および減少した活性化B細胞の核因子κ軽鎖エンハンサー(NF-κB)転写活性と相関した。本研究の知見はCeO2NPが敗血症の治療剤として有用であり得ることを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  塩基,金属酸化物 

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