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J-GLOBAL ID:201502254965362135   整理番号:15A0486448

磁性及び非磁性の高速熱分解エネルギーケーンバイオ炭を用いた鉛収着除去

Lead sorptive removal using magnetic and nonmagnetic fast pyrolysis energy cane biochars
著者 (5件):
資料名:
巻: 448  ページ: 238-250  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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オーガ反応器における425°Cで72秒の高速熱分解において,エネルギーケーンバイオ炭(ECBC)を調製し,250~600μm直径の粒子へ粉砕した。水系バイオ炭懸濁液をFe3+/Fe2+水溶液と混合して酸化鉄相を粒子と融合させ,そのあとNaOH処理することにより,このバイオ炭を磁化した(MECBC)。ラマン,FTIR(フーリエ変換赤外分光法),X線,SEM(走査型電子顕微鏡),SEM-EDX(走査型電子顕微鏡-エネルギー分散X線分光分析),TEM(透過型電子顕微鏡),EDXRF(エネルギー分散蛍光X線分析),pHzpc(零電荷点),元素分析,SBET(比表面積)及び磁気モーメント測定により,これらのバイオ炭の特徴を明らかにした。エネルギーケーンバイオ炭のSBETは無視でき,Fe3+/Fe2+/NaOH磁化のあとに37.13m2/gまで増加した。乾燥バイオ炭は18.4%の酸素を含む。これは,水中での膨潤を可能にし,また細孔表面とともに固体内部における収着を可能にして,低表面積における高い容量をもたらす。最大の鉛除去はpH4~5で生じた。吸着等温式は,非磁性バイオ炭[Q025°C=45.70; Q035°C=52.01及びQ045°C=69.37]ならびに磁性バイオ炭[Q025°C=40.56; Q035°C=51.17及びQ045°C=51.75]に対して,温度が増加するとともに鉛除去(Q0,mg/g)が増加することを示した。二次速度が鉛除去のデータに最もよく合致した。さらに,磁性エネルギーケーンバイオ炭は低外部磁場により容易に操作され,したがってさらなるリサイクルと置き換えのために水からの容易な回収を可能にできる。ECBCとMECBCは汚染地下水からのPb2+除去に対する適用にも成功した。したがって,両方の炭は,市販の活性炭に代る鉛浄化のための可能性を持った環境に優しい安価な吸着剤として用いることができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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吸着剤 

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