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J-GLOBAL ID:201502254968680952   整理番号:15A0563394

多層カーボンナノチューブはTGF-β/Smadシグナル伝達経路を通してセメント芽細胞分化と鉱化作用を促進

Multi-Walled Carbon Nanotubes Promote Cementoblast Differentiation and Mineralization through the TGF-β/Smad Signaling Pathway
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資料名:
巻: 16  号:ページ: 3188-3201 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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根面でのセメント芽細胞によるセメント質の排出は,機能的歯周靭帯の形成のために不可欠なプロセスである。本研究では,カルボキシル基機能化多層カーボンナノチューブ(MWCNT-COOH)が哺乳類のセメント芽細胞(OCCM-30)の分化と鉱化作用を強化することができるかどうか,およびこのプロセスに関係する可能なシグナル伝達経路を調査した。セメント芽細胞を,MWCNT-COOH懸濁液のさまざまな用量で培養した。細胞生活力を検出して,走査電子顕微鏡検査(SEM)ではナノ材料および材料で培養された細胞の成長を観察した。アリザリンレッド染色を用いてカルシウム沈着の形成を調査した。リアルタイムPCRとウェスタンブロットを用いて,骨形成遺伝子の発現およびTGF-β/Smadシグナリングの下流効果器を通してセメント芽細胞分化および下にある機構を検出した。その結果は,5μg/mL MWCNT-COOHには顕著な毒性なしで分化の促進に最も明らかな効果があったことを示した。Alp,Ocn,Bsp,Opn,Col1およびRunx2遺伝子発現は上方制御された。Smad2およびSmad3 mRNAは上方制御されて,Smad7は3日目にまず下方制御されて,後に7日目に上方制御された。Phospho-Smad2/3の高いレベルもまた,ウェスタンブロットによって確認された。要約すると,MWCNT-COOHは,TGF-β/Smad経路との相互作用を通して,セメント芽細胞分化および鉱化作用を,少なくとも部分的に促進した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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歯の基礎医学 
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