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J-GLOBAL ID:201502255041328255   整理番号:15A0557182

プロテオミクス解析によるNIH/3T3細胞におけるアデニンで調整されるAMPK活性化の同定

Identification of adenine modulating AMPK activation in NIH/3T3 cells by proteomic approach
著者 (10件):
資料名:
巻: 120  ページ: 204-214  発行年: 2015年04月29日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)は細胞のエネルギー恒常性を維持する代謝的マスタースイッチであり,ストレスに対する細胞応答を調整すると考えられている。アデニンは薬理的AMPK活性化剤である5-アミノイミダゾール-4-カルボキサミドリボヌクレオチド(AICAR)と同様に,NIH/3T3細胞のAMPKとアセチル-CoAカルボキシラーゼのリン酸化を誘導した。アデニンやAICARを与えるとグルコース輸送体4の発現と転移が増加し,細胞のグルコース取込が促進され,細胞内ATPレベルが上昇した。外因性のアデニンに応答して起こるプロテオームの変化をより理解するために,我々は2次元電気泳動を行い,質量分析に先立って同様な強度の蛋白質スポットをグループ化した。プロテオーム変化に対するバイオインフォーマティックス解析により,アデニンとAICARは共に,グルコース代謝に関与する一群の蛋白質の上方調節を誘導することが分かった。アデニンは解糖系酵素ヘキソキナーゼ2も誘導し,アデニンとAMPKで仲介される解糖の関連が示された。まとめると,NIH/3T3細胞におけるアデニンによるプロテオーム変化を明らかにすることにより,アデニン誘導性のAMPK活性化の特徴について有用な情報が得られ,効率的なAMPK活性化剤の開発に役立つ。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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生物物理的研究法  ,  生体エネルギー論一般  ,  分子・遺伝情報処理  ,  酵素一般 

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