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J-GLOBAL ID：201502255063048701   整理番号：15A0399961

コークス生産者のための重質油輸入の賛否を考えよ

Consider the pros and cons when importing heavy oil for cokers

著者 (3件)： LUCKE E. (CH2M HILL, Texas) ,  SLOLEY A. W. (CH2M HILL, Washington) ,  FEYEN M. (CH2M HILL, Washington)
資料名： Hydrocarbon Processing  (Hydrocarbon Processing)
巻： 94  号： 2  ページ： 59-60,62-64  発行年： 2015年02月 
JST資料番号： D0303A  ISSN： 0018-8190  CODEN： HYPRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米国では20年以上に亘って,重質油分解処理能力を高めるための投資をしてきたが,最近は軽質原油処理にシフトしてきたため,多くの製油所で分解装置の能力が余剰となっている。しかし,バンカー油の硫黄分規制強化に伴い,低硫黄バンカー油の需要増加が見込まれるため,余剰となっている分解装置の能力を活用する動きがある。このためには,減圧蒸留装置残渣油等の重質油を輸入して処理する必要がある。重質油の輸送や取扱にあたっては,粘度が重要な要因であり,揚荷設備から貯蔵施設,トッパーまでの改造を検討する必要がある。最近,ある製油所においてケーススタディーを実施した結果によると,揚荷ポンプ・配管の改造,タンク加熱設備とミキサーの設置,トッパーへの張込みポンプ改造等が必要であった。運転条件に柔軟性を確保して最適化を行った結果,投資額を明らかに低減することができた。

シソーラス用語： *油 ,  コークス ,  軽油 ,  *製油所 ,  燃料油 ,  減圧蒸留 ,  蒸留副産物 ,  *輸入 ,  流動接触分解 ,  粘度
準シソーラス用語： *重質油 ,  軽質油 ,  バンカー油 ,  蒸留残渣

分類 (1件)： 石油精製一般  (YF02010M)

タイトルに関連する用語 (3件)： コークス ,  重質油 ,  輸入