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J-GLOBAL ID:201502255118143555   整理番号:15A0686953

ストロファロシドはミトコンドリア依存カスパーゼ-3経路を介しSGC-7901細胞のアポトーシスを誘導する

Strophalloside Induces Apoptosis of SGC-7901 Cells through the Mitochondrion-Dependent Caspase-3 Pathway
著者 (11件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 5714-5728 (WEB ONLY)  発行年: 2015年04月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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特別な化学構造を有する,カルデノリドは,臨床試験で効果的な抗癌薬と考えられている。ストロファロシドを,最近,中国,海南で得られたAntiaris toxicariaから分離されている。この研究は,ストロファロシドにより誘導される可能性のある抗癌効果および基になる分子機構を検討することを目的にした。胃癌細胞SGC-7901細胞を,異なる時間,異なる濃度のストロファロシドにより処理し,生じた細胞生存性をMTT分析により明らかにし,腫瘍細胞の動きと浸潤を,トランスウエルチャンバー分析により評価した。アポトーシスは,アネキシンV-FITC/PIおよびHoechst染色により測定した。ミトコンドリア膜貫通電位の変化は,JC-1キットにより検討した。アポトーシス誘導蛋白質,チトクロームc,カスパーゼ-3およびカスパーゼ-9の発現は,ウエスタンブロット分析により検出した。結果は,ストロファロシドが,細胞生存の低下,細胞増殖の阻害および細胞移動と浸潤の抑制を時間と用量に依存し低下できた。ミトコンドリア膜電位は,低下し,チトクロームc濃度は細胞質で増加し,カスパーゼ-3およびカスパーゼ-9は活性状態に切断され,チトクロームcがミトコンドリアから細胞質に遊離し,最終的にカスパーゼに依存したアポトーシス経路を活性化することを示した。結果は,ストロファロシドが抗癌剤の可能性があることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生薬の薬理の基礎研究  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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