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J-GLOBAL ID:201502255133887382   整理番号:15A0648006

逆対称則を緩和することによる分子のSchroedinger方程式の解法 交換間理論

Solving the Schroedinger equation of molecules by relaxing the antisymmetry rule: Inter-exchange theory
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巻: 142  号: 19  ページ: 194101-194101-10  発行年: 2015年05月21日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Schroedinger方程式(SE)および逆対称原理は化学の原理を支配している。小さな原子および分子に対して高度に正確な解を与える自由補充(FC)理論として,SEを解く一般的な方法が以前示されていた。本研究では,局所原子価結合波動関数から出発してこのFC理論を用いることを仮定した。この理論を大きな分子に適用すると,電子波動関数の逆対称化が時間浪費になり,したがって,逆対称原理に関してさらなるブレークスルーが必要である。通常,分子計算においては,最初に逆対称則を満たすように波動関数を構築し,”電子波動関数は電子のすべての交換に対して逆対称に記述される必要がある,そうでなければボソン的な干渉が科学の基礎を破ってしまう”。行列式波動関数から出発するのが典型である。本研究では,分子の逆対称化を原子内および原子間のものに分割する交換関(iExg)理論と呼ぶ逆対称化理論を提出した。分子中で離れた原子に属する電子に対しては,原子間の距離に依存して,部分的な逆対称化のみが必要か,あるいは逆対称化は不必要である。したがって,上記の逆対称則は,所望の精度の結果を得るために必ずしも従う必要はない。このことおよび他の理由に関し,逆対称化演算子の必要部分は,分子が大きくなるに従い非常に小さくなり,最終的に電子の数Nの低次の操作カウントに至る。この理論は,大きな分子に有用な自然な逆対称化法を創造するものである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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波動方程式の解法,散乱理論 

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