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J-GLOBAL ID:201502255208272907   整理番号:15A0705379

水相からペンタクロロフェノールを除去するための銀ナノ粒子修飾アナターゼ型結晶TiO2ナノチューブ

Silver nanoparticles decorated anatase TiO2 nanotubes for removal of pentachlorophenol from water
著者 (5件):
資料名:
巻: 453  ページ: 100-106  発行年: 2015年09月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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一次元ナノチューブは,環境応用に適用できる材料として期待されている。本研究では,130°Cにおけるアルカリ性水熱合成と400°Cで2時間の焼成により,アナターゼ型TiO2ナノチューブ(TNT)を合成した。模擬太陽光照射下におけるペンタクロロフェノール(PCP)の光分解を促進させるために,TNTの表面上にAgナノ粒子を堆積させた。透過型電子顕微鏡,窒素吸着,X線回折,X線光電子分光および紫外可視拡散反射分光により,試料の特性を評価した。合成したTNTは,外径と内径がそれぞれ9~10nmと5~6nmの管状構造であった。得られた結果は,Agナノ粒子がTNTの表面上で均一分散しており,Ag/TNTは可視光に対する大きな吸収を示した。180分の照射後に,P25で54.3%,純粋なTNTで59.4%のPCPが除去されるのに対して,Ag/TNT(5.4原子%)では,約99%のPCPが除去された。これは,光発生電子を効果的に捕獲するためのキャリア捕獲として機能するAgナノ粒子と可視光吸収を促進させるAgナノ粒子の局所表面プラズモン共鳴(LSPR)との間の相乗効果に起因している。PCPの光分解の間の中間体を系統的に分析し,毒性のポリ塩化ジベンゾ-p-ジオキシン類およびポリ塩化ジベンゾフランの存在を確認した。Ag/TNTは5回の使用後でも優れた安定性を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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塩基,金属酸化物  ,  光化学反応  ,  下水,廃水の物理的処理  ,  芳香族単環ハロゲン化合物 
物質索引 (1件):
物質索引
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